日本IT取引所(JIX)はPC・ゲーム・スマホ・IP(著作権)商品・ゲームアカウント・ポイントカードなどデジタルガジェット商品に特化したフリーマーケット及び投資サイトになります。基本は、メルカリやラクマのようなフリマサイトと同様に、商品を出品して販売したり、出品された商品を購入したりできます。
日本IT取引所(JIX)の最大の特徴は、フリマ機能のほかに投資という概念があることです。投資については、後で詳しく述べていきます。
目次
デジタルガジェットの意味は?
DigitalとGadgetの複合語で電子ガジェットとも言います。Gadgetの意味は、「気のきいた小物」「目新しい道具」「ちょっとした装置」を指します。ITの分野では小型の電子機器や携帯型の情報機器などを指すことが多いです。
具体的には、携帯電話、PDA、デジタルカメラ、ポータブルMP3プレイヤー、スマートウォッチ、携帯ゲーム機などで、ユニークな見た目や機能をもつパソコンの周辺機器を含めることもあります。
前述したとおり、日本IT取引所(JIX)では、PC・ゲーム・スマホ・IP(著作権)商品・ゲームアカウント・ポイントカードなどを指しています。実際にサイトを見てみると、ゲームソフトやPC周辺機器の出品が多いです。
取り扱っている商品
実際にサイトで取り扱っている商品は、ゲームソフトやPC周辺機器が多く見られますが、日本IT取引所(JIX)のカテゴリの分類を確認することで、どんな商品を取り扱えるのかを見てみましょう。
ハードウェア
- PC
- 周辺機器
- ネットワーク機器
- スマホ
- タブレット
- 携帯電話
- ゲーム機
- ゲームソフト
- ロボット
- カメラ
ソフトウェア
- 一点ものソフトウェア
- 限定販売キャラクター
- IP(著作権)
- ソーシャルゲーム
- IT書籍
仮想通貨
- 仮想通貨グッズ
- ハードウェアウォレット
- ポイントカード
- テレホンカード
- トレーディングカード
- 仮想通貨チャート
カテゴリの中で特徴的なのが、仮想通貨関連のアイテムを扱っていることです。各種の仮想通貨アイテムを売買できるのは、日本IT取引所(JIX)の異色な部分といえます。あと変わったところだとIP(著作権)を売買できるというのも珍しいです。
これは、どちらかというと個人向けというよりは、企業向けのカテゴリといえるでしょう。また、公序良俗に反する物など取り扱ってはいけない出品禁止物というのも規定してあります。その中でも特にデジタルガジェット特化サイトなので、デジタルガジェット以外の出品は禁じられています。
利用方法(出品や購入)
日本IT取引所(JIX)は、ほかのフリマサイト同様に出品や購入はシンプルな仕組みとなっており、利用しやすくなっています。
出品の流れ
1.商品名・説明・画像・値段を設定し、出品する
2.指定の住所に商品を発送し、発送完了ボタンを押す
3.購入者の受取確認後、指定口座に料金が入金される
購入の流れ
1.購入したい商品を探す
2.商品を購入する
3.商品が到着して中身を確認後、受取確認を行う
投資型取引について
日本IT取引所(JIX)の最大の特徴として、投資という機能があることです。投資の対象となる商品のことを「IPO商品」といいます。このIPO商品は、手付金を支払うことによって、値段を変えて再出品することができます。値段を上げて再出品することで、その商品が売れることで差額を獲得することができます。
投資手順
1.出品者が商品を出品しIPO申請する
2.JIXで審査があり通過したら商品をJIXに発送する
3.投資または購入される
(購入された場合は購入者にJIXより発送される)
4.投資者が手付金決済を選択し手付金と決済手数料を払う
5.値段を変えて再出品する
6.投資または購入される
(購入された場合は購入者にJIXより発送される)
期限が設定されているので、期限を過ぎると出品者は出品を取り消すか、再出品するか選択します。投資者は、その商品を買い取るかキャンセルします。キャンセルした場合は、手付金は返還されません。
まとめ
日本IT取引所(JIX)はデジタルガジェット特化のフリーマーケットサイトとして、特化サイト特有の独自の機能を有しています。特に投資という概念・機能は、自分で商品を持っていなくても、出品が可能という興味深いシステムです。
その商品の本当の価値を見抜く鋭い目が必要ですが、うまく掘り出し物を探せば、利益を獲得することができます。出品者、投資者、購入者の3者がそれぞれ恩恵を得られるトリプルWINの関係を築くことができます。デジタルガジェットの相場に詳しいITに強い人には、とても興味深いサービスと言えるでしょう。