5月のゴールデンウイーク真っ只中なのに、インフルエンザにかかってしまいました。
当初はただの風邪だと思って、風邪薬を飲んで寝ていたのですが、時間が経過しても、全く熱が下がらず、それどころか夜になると熱が上がる始末で、どうも風邪ではないような兆候がありました。
なにかおかしいと思ったので、病院に行って医者に診てもらったのですが、さすがに5月ということもあり、医者もインフルエンザとは思わなかったようで、インフルエンザの検査をしませんでした。
処方された薬を飲んで寝ていたのですが、やはり全く熱が下がらなかったので、再び病院に行って、こちらからインフルエンザの検査をしてほしいと頼みました。
インフルエンザの検査をした結果、見事にインフルエンザ香港A型でした。お医者さんも5月でインフルエンザにかかっている患者を見たのは初めてだったようで、とても驚いていました。
インフルエンザは、通常、冬の寒い時期に流行するのが普通ですが、最近では、あたたかくなった春でもインフルエンザが流行することがあるようです。
このような季節はずれの春先にかかるインフルエンザを特別に「春インフル」と呼んだりしています。
インフルエンザだということがわかったので、早速、治療にはいりました。
インフルエンザにすごく効く点滴があるんです!
この点滴をすぐにしてもらったら、半日で熱が下がり、インフルエンザの症状は抑えられて、回復したんです。
医者も「この点滴はよく効くんだよ」と言っていただけのことはあって、劇的な効果を発揮してくれました。
時とともに医学も発展してるんだなぁとありがたい気持ちになりました^^ (個人差はあるので、あくまでも個人の感想です)
この点滴の正体を調べてみたところ、「ラピアクタ(一般名:ペラミビル水和物)」というインフルエンザの点滴薬です。ラピアクタはA型とB型のインフルエンザに効果があるそうです。
2010年に承認された比較的新しい点滴薬です。
この点滴薬に副作用もあるみたいなんですが、私の場合は下痢しました(笑)まあ、下痢してもこれだけ早く効果があらわれるので、下痢くらいは全然我慢します^^
インフルエンザにかかっていたのですが、季節はずれのインフルエンザだったので、発覚が遅れたこともあって、実は、父親にうつしてしまいました(ToT)
父親には悪いことをしたとすごい罪悪感を感じています。父は、ゴールデンウィークに入っていたので、ラピアクタを点滴してくれた病院が休みなってしまったため、休日診療所に行きました。
そこでは、点滴をする設備がなかったみたいで、ちがう薬を処方されました。その薬は、「イナビル」という薬です。
イナビルは、即効性ではラピアクタには劣ってしまいますが、1回の服用で治療が完了してしまうという利点があります。
父は、イナビルを使用したので、すぐには回復せず、服用後3日くらいは症状が治まるまでに時間がかかりました。
このため、ラピアクタの点滴を打ってもらうために、総合病院に行きましたが、看護婦が「点滴をするかどうかはこちらで決めます」と偉そうに言ってきて、医者も何を勘違いしたのか?経口補水液を飲んでおけばいいと言ってくる始末・・・
それって、ラピアクタではなくて普通の点滴の話であって、何を勘違いしているのか(`Д´) しんどいのに無理して行った甲斐がありませんでした。
そのときは、インフルエンザに効く点滴がラピアクタという名前であることを知らなかったので、きちんと説明できかったのですが、病院によっては、ラピアクタの使用を渋るところもあるようです。
父は、すでにイナビルを使用していたので、ラピアクタを併用することは、できなかったかもしれませんが、そういう説明なら納得していたと思うんですけどね。
昔は、インフルエンザの薬と言えば、タミフルでしたが、今では、とてもよい薬が開発されていて、よい時代になりました^^
両親も高齢なので、うつすと大事に至らないとも限りません。今後、インフルエンザと言わず、風邪になったときでも家族にうつさないようにするために、対策を調べてみました。
インフルエンザを家族にうつさない予防法
- 個室で過ごす
- マスクを着用する
- 加湿器を設置する
- 換気する
ずっと寝室に閉じこもっていましたが、インフルエンザと発覚するまでは、食事は家族と食べていたのでそのときうつった可能性が高いです。
全然、マスクは着用しなかったので、個室からどうしても出るときは、今後は着用します。
加湿器がなかったので、加湿しませんでした。気温が20℃以上、湿度が50%以上になると、感染力が落ちるデータがあります。加湿器がないときは、タオルを濡らして干したり、霧吹き器を使うと加湿器代わりになります。
これは、できていました^^ 空気清浄器を置いて、なるべく部屋を換気するようにしてウイルスが停滞しないようにしました。
ラピアクタを点滴したことで、熱が下がって、インフルエンザの症状が治まったからといって、すぐに仕事に復帰するというわけにはいきません。
まだ、ウイルスが体内に潜伏していて、他の人にうつしてしまうおそれがあります。
どのくらい期間が経過していれば、問題ないのでしょうか?
発病から5日間および解熱後から2日間から3日間は経過していることが条件になります。
この期間中は外出は控えて、他の人にうつさないように部屋に閉じこもっておく必要があります。
インフルエンザのウイルスも時とともに、しだいに変化して強くなっているようで、暖かくなっても猛威をふるうケースも報告されるようになってきています。
暖かくなったからといって、インフルエンザにはならないと安心はできない時代になっています。
コメント