キリンビバレッジのキリンレモンは、キリンを代表するジュース飲料でその歴史も古いロングセラー商品です。そんなキリンレモンは改めてどんな味なのか飲んでみました。
この記事では、巷では甘いという意見と苦いという意見が混在しているようです。キリンレモンは甘いのか?逆に甘くない苦い味なのか?を検証していきます。
キリンレモンがどんな味なのか?を改めて知りたい人には、興味深い内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
キリンレモンってどんな味か?
レモン味が強めで、甘みと酸味のあるレモン炭酸飲料です。炭酸は強炭酸というほどではないですが、やや強めで刺激的です。後味にレモンエキスのレモン味が強く残るのが特徴的です。
レモンエキスに炭酸というレモンスカッシュ的なシンプルさです。天然水が使用されているので、透明感のあるすっきりとした飲み口が特徴です。
キリンレモンは甘い?甘味はあるのか?
キリンレモンには、甘みを出す原材料が含まれているかを確認していきましょう。
砂糖
レモンエキス(瀬戸内産)
炭酸
酸味料
香料
炭酸水素ナトリウム
原材料に砂糖類(果糖ぶどう糖液糖と砂糖)が含まれていて、糖分が含まれていることが確認できました。では、量はどのくらい入っているのでしょうか?
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 8.3g
食塩相当量 0.06g
リン 検出せず
カリウム 検出せず
炭水化物は糖質と食物繊維から構成されており、食物繊維は微量であることから、糖質の量は、炭水化物の量とほぼ同等の量で、糖質の量は約8グラム程度と推測できます。
糖質の量は一般的なジュース飲料が、100mlあたり10グラムから12グラム程度なので、一般的なジュース飲料と比べると、糖質の量はやや少なめであると言うことができます。
ただし、糖質の量としては十分に含まれており、甘みとしてはしっかり感じられる量であることは間違いありません。
キリンレモンの甘みは?
純粋仕立てになっているので、甘ったるい甘さではなく、すっきりした甘さで飲みやすいです。糖質の量がやや抑えられていることから、ちょうどよい甘さにうまく作られています。
なので、ジュースによくありがちな後に残る甘ったるさはないかなと感じました。ほどよい甘みのある美味しいレモン炭酸だと言えますし、キリンレモンは十分甘みはあります。
キリンレモンは苦い?苦みはあるのか?
キリンレモンは無果汁ではありますが、瀬戸内の国内産のレモンエキスを使用していますので、レモンによくある酸っぱさからくる苦みが含まれていると言えます。
ただ、実際に飲んでみたところ、レモンの酸味はあるものの、私自身の舌では何度味わってみても苦みは全く感じられませんでした。
ただ、甘みの中にもレモンの酸っぱさが後味で残るので、この酸味を人によっては苦みと感じてしまうことがあるかもしれません。
おそらく、キリンレモンが苦く感じる原因は、主にレモンの酸味と炭酸による刺激が強いためです。だからといって、強い苦みではないので、苦くて飲めないというほどではありません。
キリンレモンには、違う「キリンレモン 無糖炭酸水」という製品もあります。こちらは糖分が全く含まれていないので、苦みを感じやすいです。
いずれにしても、キリンレモンの苦みの原因はレモンの酸味と炭酸を人によっては強く感じてしまうためだと考えられます。
まとめ
キリンレモンは甘さ控えめで、砂糖類を使いながらも甘ったるくなく、すっきりとした自然な甘みが特徴です。炭酸は強すぎず、爽快感がありながらも飲みやすい刺激です。
レモンエキスは瀬戸内産のもので、酸味がしっかり感じられますが、苦みはほぼ感じられません。酸味が後味に残るため、人によってはそれを苦みと誤解する場合もありますが、実際は苦味は控えめです。
無糖タイプも発売されていますが、砂糖を抜くと苦味や酸味が強くなり飲みにくくなるため、甘みと炭酸のバランスが絶妙に調整されています。
昔ながらの味わいを残しつつ、現代の嗜好にも合うさっぱりした味わいで、子どもから大人まで楽しめる飲み物です。