ハガキや手紙に貼ってある切手をはがしたいときってありますよね!
たとえば、
- 間違えて切手を貼ってしまいきれいにはがしたい
- 切手に価値があるのできれいにはがして集めたい
- 宛て名などの書き間違えで切手を貼り換えたい
など、理由はさまざまだと思いますが、切手をはがしたいと思って、この記事にたどりついたはずです。
この記事では、切手をきれいにはがしたいという要望に応えられるように、切手をはがすさまざまな方法を紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。
目次
シール剥がしを使う
切手をはがすのに最もおすすめする方法の1つとして、シール剥がしを使うことです。シール剥がしを使えば、シールをはがすことに特化しているので、最も効果を発揮しやすいわけです。
その中でも切手をはがすには『コクヨ 切手はがし』が最も有効です。商品名に切手はがしという名前が付いているわけで、切手をはがすには必需品と言ってもいいでしょう。
使い方は簡単!
1.紙(切手)の裏側にスポンジヘッドを数回押しつけ液をたっぷり塗布します。
2.20秒~40秒後に切手の端からゆっくりめくってはがします。
※きれいにはがせるので再利用が可能です。
特徴として、スポンジヘッドになっているので、液だれしにくく、塗布の際に手が汚れにくく簡単にできます。
冷蔵庫で冷やす
ハガキや手紙に貼られた切手を冷蔵庫に入れて20分程度冷やします。冷蔵庫は乾燥状態であるため、粘着している糊が乾燥してはがれやすくなります。温度が低いことも、より粘着力を低下させるので、相乗効果があります。
しっかり冷やしたら切手の端からゆっくりめくってはがします。それでもはがれない・はがれにくい切手もありますので、そのときは追加で10分程度、再度冷却してみましょう。
アイロンを使う
アイロンで熱を加えることによって切手をはがしてしまう方法です。布を水で濡らして絞って湿らせた状態にします。湿らせた布を切手の上にのせて、その上からアイロンをかけていきます。
布がアイロンがけで乾燥すると同時に、切手の糊も乾燥してはがれやすくなります。
ドライヤーで熱を加える
ドライヤーで切手に水分を含ませた状態から熱を加えることで、乾燥させて粘着力を低下させます。切手を30秒水につけて湿らせておいてから、ドライヤーで熱を加えて乾かしながらはがします。
熱を加えすぎると切手が変色する恐れがありますので、長時間ドライヤーをあてないように気をつけましょう。
蒸気をあてる
やかんや鍋を沸かしたときにでる蒸気を切手に当てることで、切手をはがしやすくすることができます。蒸気や湯気によって切手に湿気と熱を加えることで、切手の粘着力を弱めてくれます。
蒸気や湯気が切手にしっかり浸透すると、切手がはがれて浮いてきます。蒸気や湯気をあてる際には、火傷しないように注意しましょう。ハガキや手紙に貼られた状態で、切らずに当てると火傷しにくいです。
電子レンジで温める
電子レンジで切手を温めることで切手の粘着力を弱めることができます。はがし方は、切手をハガキや封筒ごと30秒程度水につけます。そして、電子レンジに入れて、500ワット出力で30秒温めます。
切手がハガキや封筒からはがれていれば成功です。もし、はがれていないときは、同じ工程をもう一度くり返してみます。
お湯に浸す
洗面器などに35℃程度の温めたぬるま湯を用意します。お湯に浸すので、ハガキや封筒から切手を少しスペースを作って、切り離しておきます。切り取った切手をぬるま湯につけて、5分から10分待ちます。
切手が自然にはがれたりずれたりしてくるので、そうしたらお湯から取り出し、切手をゆっくりはがし、やさしく水分を拭きとって、しっかり乾燥させてから再利用します。このお湯に浸す方法は、昔からよく切手はがしに使われる方法です。
切手をはがさずに済ませる方法
間違えて切手を貼ってしまいきれいにはがしたい場合や宛て名などの書き間違えで消印が押されていない切手を貼り換えたい場合は、切手をあえてはがさずにハガキや封筒ごと切手の部分だけを切り取って、新しい切手や封筒に糊で貼り付ける方法もあります。
また、消印が押されていない切手であれば、郵便局で少額の交換手数料を支払うことで、新品の切手と交換してもらうことができます。ここまで解説してきたはがす方法も有効ですが、下手をしてしまうと失敗して切手が破損する場合もあり、確実なのは、はがさずに利用するに越したことはありません。
まとめ
ここまで、切手をはがす方法について7通り紹介しました。
- シール剥がしを使う
- 冷蔵庫で冷やす
- アイロンを使う
- ドライヤーで熱を加える
- 蒸気をあてる
- 電子レンジで温める
- お湯に浸す
これらの方法は切手をはがすのに有効な方法ですが、必ず成功するとも限りません。切手をはがす際は、慎重に丁寧に作業するようにしましょう。
1つの方法ではがれないときは、1つの方法に固執せず、違う方法に変更する柔軟さも必要です。7つの方法の中で1番おすすめなのは、シール剥がし(切手はがし)を使う方法です。
この記事を通して、切手をきれいにはがす成功率が上がればと願っています。参考にしていただければ幸いです。