BBQ(バーベキュー)はみんなでワイワイと楽しいイベントの1つです。ただ、赤ちゃんのいるご家庭では、赤ちゃんを連れて行っていいものか心配になります。特に、バーベキューは火を使いますし、夏には炎天下で熱中症になるリスクもあります。
まず、真夏の炎天下の猛暑日などと呼ばれる気温が30℃以上にもなる日には、極力BBQに赤ちゃんを連れていくのは控えたほうがいいでしょう。どうしても、連れて行かなければならないときは、入念に暑さ対策などの準備をしていく必要があります。
夏の猛暑はなるべく避けて、気候のよい春や秋にBBQを楽しむことをおすすめします。それでも、5月から6月や9月から10月でも暑い日があったりと、BBQを行う上で暑さ対策は欠かせないものとなっています。この記事では、赤ちゃんをBBQに連れていく上での暑さ対策や気をつけることをまとめました。
目次
赤ちゃんのBBQ(バーベキュー)での暑さ対策
赤ちゃんをBBQに連れていく上で必要な暑さ対策を確認していきましょう。
ベビーカー
ずっと赤ちゃんを抱えてBBQ(バーベキュー)をするわけにはいかないので、ベビーカーがあると便利です。BBQ(バーベキュー)をするときのベビーカーの暑さ対策を確認していきましょう。
通気性
ベビーカーは熱気を逃がしてくれる通気性がよいメッシュ構造のものを選びましょう。
軽量・コンパクト
持ち運びしやすいように軽量でコンパクトに折りたためるベビーカーがよいです。車にも積み込みやすいものを選びましょう。
おすすめのベビーカー
暑さ対策ができているベビーカーとして「コンビ ホワイトレーベル スゴカルα 4キャス compact エッグショック HU」があります。
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日よけ・虫よけ
ベビーカーには、日よけがついている場合がほとんどなので、改めて用意する必要はありませんが、場所によっては、虫よけも必要になるので、日よけ・虫よけネットを別途用意しておくとよいでしょう。
ベビーカー用扇風機
ベビーカーに取り付け可能な扇風機なんかもあります。赤ちゃんに風を送ることで、暑さ対策ができます。
冷却スプレー
ベビーカーを一気に冷却して快適な温度にしてくれるベビーカー用の冷却スプレーというのもあります。ずっと赤ちゃんが座っていて、暑くなったら冷却スプレーで冷やすと暑さ対策になります。
抱っこひも
赤ちゃんを抱える抱っこひもも必需品です。暑さ対策には通気性のよい蒸れにくい抱っこひもがよいです。あとBBQ(バーベキュー)をするとき動きやすいように、いろいろな抱き方ができるものが便利です。
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保冷剤
ベビーカーや抱っこひものさらなる暑さ対策として、ベビーカー用や抱っこひも用の保冷剤を用意しておくと、赤ちゃんの暑さを和らげてくれます。ベビーカーと抱っこひも兼用の保冷剤もあります。
赤ちゃん用の日焼け止め
赤ちゃんの肌はデリケートなので、強い日差しを浴びるのは肌によくありません。赤ちゃんの肌を守るためにも、赤ちゃん用の日焼け止めは欠かせません。BBQ(バーベキュー)は外でするので、虫さされも気になります。そのような場合は、日焼け止めと虫よけ両方に効く赤ちゃん用日焼け止めがおすすめです。
日陰をつくる
BBQ(バーベキュー)の会場に木陰などの日陰があればよいですが、河原や河川敷など日陰がない場所では、日陰をつくるとよいです。簡単なのは日傘を持っていくことです。ただ、日傘だと手がふさがってしまうので、タープテントとアウトドア用の椅子を用意しておくとよいでしょう。
うちわ・扇子
暑さ対策のために、赤ちゃんに風を送れるようにうちわや扇子を持って行っておくといいですね。さらによいのは、ハンディ扇風機だと扇ぐ労力もいらないので、とても快適です。
冷やしたおしぼり
冷やしたおしぼりやタオルを持って行っておくと汗をふくときに涼をとれます。場合によっては、凍らしておいてもよいでしょう。現地に水道があるのであれば、現地に行っておしぼりやタオルをぬらしてもかまいません。また、冷えピタやアイスノンなどの保冷剤があればさらに暑さ対策になります。
着替え
暑いと汗をかいてしまって、服がびしょぬれになります。ぬれたままの服を着てると、気持ち悪くて赤ちゃんが泣き止まなくなる恐れもありますし、逆に風邪を引いてしまうかもしれません。十分な着替えを用意しておきましょう。
飲み物
暑さ対策として水分補給は欠かせません。なので、水筒を持参するなど、飲み物をしっかり準備しておきましょう。赤ちゃんの飲み物だけでなく、自分が飲む飲み物もしっかり準備しておきましょう。この場合、アルコール飲料は含まれません。
赤ちゃんをBBQ(バーベキュー)に連れていく上で気をつけること
赤ちゃんをBBQ(バーベキュー)に連れていく上でどんなことに気をつけておけばいいか確認していきましょう。
周囲の同意を得る
赤ちゃんをBBQに連れていく上では、1人では面倒を見きれないこともありますし、周囲に迷惑をかけることもあります。BBQに行く同伴者の了解を得て、理解を得ておくことはとても大切です。周囲の協力が得られるように事前に同意を得ておきましょう。
状況によっては、赤ちゃんの面倒をほかの人に見てもらわなければいけない状況も発生するかもしれません。基本的には親が面倒を見る必要がありますが、トイレに行ったり、食事をしたりするときに、ほかの人に面倒を見てもらう状況が発生するかもしれません。予め了解を得ておくと心強いです。
ただし、ほかの人に赤ちゃんを見てもらっていて、なにかあった場合は悔やんでも悔やみきれませんし、今後の人間関係にも影響がでますので、ほかの人に任せる場合は短時間にし、基本的には自分と配偶者で面倒をみるようにしましょう。
さまざまな事態に備える
赤ちゃんが泣き止まずぐずっていると、せっかくの楽しいBBQが楽しめなくなることもあります。おもちゃなどの赤ちゃんをあやす道具を用意しておきましょう。そのほかにも赤ちゃんの体調変化で、場合によっては自分だけBBQを打ち切って帰る心構えも必要です。
熱中症になりかけているなどの体調変化があった場合に備え、待避できる場所はあるか事前に確認することも大切です。車で行くのであれば、冷房を効かせられるので、車に待避するのも1つの方法です。車は自分か家族の車を1台専用に出しておくと、緊急時に病院に行ったり、急遽帰宅するときに使えます。
また、授乳をしなれければいけない赤ちゃんには、人目にふれないような授乳場所の確保も必要です。おむつの交換も行わなければいけません。おむつを交換する場所を確保しておくことも大切です。あと、BBQでは煙が発生するので、赤ちゃんが煙を吸い込まないように、風上でBBQを楽しむなどの場所取りも大切です。
事故を防ぐ
BBQに赤ちゃんを連れていく上で気をつけなければならないのが事故の発生です。まず、よく起こりやすいのが、誤食や誤飲です。アルコール類の誤飲やたばこの誤食など、特に目を離したときに起こりやすい事故なので、赤ちゃんの周りにそういったものを置かないように気をつけましょう。また、草や砂などを口に入れたりすることもあるので、注意しましょう。
よちよち歩きができる赤ちゃんであれば、目を離したすきに移動したりして、転倒してけがをしたり、川や溝などに転落したりすることもありますので、目を離さないように注意が必要です。赤ちゃんが寝ているときも完全に目を離さないようにしないと、いつ起きて動きだすかわかりません。また、車の社内に放置するのも厳禁です。
また、BBQでは火を使いますので、誤って火傷をしないように注意が必要です。鉄板を触ってしまったり、炭火をひっくり返したしないように、しっかり見ておく必要があります。安全にBBQを最初から最後まで楽しむためにもよく監視しておきましょう。
BBQ(バーベキュー)に持っていく物
赤ちゃんをバーベキューに連れていく上で持っていく物を確認しておきましょう。
保険証と母子手帳
万が一、赤ちゃんの体調が急変してしまったときに、病院に行かなければいけない事態が発生するかもしれません。そのためにも、保険証と母子手帳を持参しておきましょう。
オムツとおむつ用のゴミ袋
BBQ中に赤ちゃんのおむつの交換をすることもあるでしょう。交換用のおむつと交換したおむつを入れておくごみ袋の持参は必須です。
赤ちゃん用のごはんやおやつ
赤ちゃんはまだBBQで焼いたお肉や野菜は食べることができないかもしれません。その代わりとなる赤ちゃん用のごはんやおやつを用意しておくことも大切です。自分だけでなく、赤ちゃんも一緒に食事を楽しんでいるとBBQもより楽しいものとなるでしょう。
レジャーシート
地面に直で寝かすと汚れるので、レジャーシートやレジャーマットがあると便利です。地面がゴツゴツしているところではバスタオルもあるとよいです。人目が気にならないのであればレジャーシートの上でおむつ交換をしてもよいでしょう。
レジャーシートの上に赤ちゃんを座らせておくときに便利なのが、バンボという赤ちゃん用のソファです。必需品ではありませんが、あると便利なので必要なら持っていきましょう。
まとめ
ここまで、赤ちゃんをBBQ(バーベキュー)に連れていくときの暑さ対策と気をつけることについて述べてきました。最もよいのは、気候のよいときにBBQを楽しむことです。無理に猛暑の日にBBQを開いたり、参加したりしないことです。
最近では、春や秋でも暑い日があったりしますし、もし夏の暑い日に参加することになったときは、ここまで述べてきた暑さ対策や気をつけるべきことを参考にしていただき、しっかりと準備した上で参加していただければと思います。