シールをはがすときにあると便利なのがヘラですね。シール剥がし剤などを使ってシールをキレイに剥がしたいときに重宝します。ヘラであればなんでもよいわけではありません。シールをはがすときに、シールが貼ってある素材を痛めないことが必要です。
素材を痛めにくいヘラの材質はどんなものかというと、プラスチックやカーボンになります。カーボンは、プラスチックよりも耐久性があります。ガラスのように素材が硬く傷みにくい素材でシールの粘着力が強力なときは、ステンレスなどの金属製のヘラを使う場合もあります。
それでは、プラスチックやカーボンを中心としたおすすめのシール剥がし用のヘラを見ていきましょう。
目次
イノウエ カーボンはがしヘラ 65mm 17042
プラスチック素材同様、素材を痛めにくく、カーボン製なのでプラスチックより強度もあり、強粘着性シールにも使用できるヘラです。刃幅が広いので、広い面積に貼りついたシールの除去に適しています。シール剥がし剤などを使用してシールを剥がす際、補助的に使うことができます。
全長:156mm
刃幅:65mm
刃厚:0.3mm
重量:20g
イノウエ はがしヘラ Rタイプ 40mm 11142
プラスチック製なので、強度はそこまで強くなく頑固なシールを直接剥がすのには不向きですが、シール剥がし剤などで剥がれやすくなったシールを剥がすのには最適です。このようなスタンダードなプラスチックのヘラは、常備しておくと、いろいろなシーンで活躍してくれます。
全長:150mm
刃幅:40mm
刃厚:0.3mm
重量:20g
イノウエ カーボンはがしヘラ 40mm 17041
プラスチック素材同様、素材を痛めにくく、カーボン製なので強度もあり、強粘着性シールにも使用できる万能タイプのヘラです。プラスチックより硬いといっても、カーボンよりも硬いものに使えば損傷しますので、あくまでもシール剥がし剤などでシールを剥がれやすくしてから使いましょう。
全長:140mm
刃幅:40mm
刃厚:0.3mm
重量:16g
イノウエ カーボンはがしヘラ 20mm 17040
こちらもイノウエ カーボンはがしヘラのサイズが違うバージョンです。刃幅が20mmと小さいので、幅の狭い細かな場所のシール剥がしに適しています。また、幅が狭いことを活用すると、曲面に貼られたシールもはがすことが可能です。
全長:150mm
刃幅:20mm
刃厚:0.3mm
重量:22g
ガレージ・ゼロ 万能 はがしヘラ GZMT03
プラスチック製のヘラです。こちらも素材を痛めにくく、シールを剥がすときに使うと便利です。ほかのヘラと違うところは、刃厚がやや厚くしっかりしているので、プラスチック製の割には丈夫なつくりをしています。こちらも、シール剥がし剤などと併用して使います。
全長:180mm
刃幅:380mm
刃厚:2mm
重量:20g
オルファ(OLFA) スクレーパー T-45 202B
1つだけ金属製のおすすめのヘラを紹介しておきます。金属製なので傷みやすい下地素材には使えません。ガラスのように硬い材質の素材のシール剥がしに使います。替え刃式なので刃が傷んだら、刃だけ交換をすることができるのでコスパがよいです。
刃は金属製で鋭利なので、怪我をしないように取り扱う際には注意を払いましょう。また、素材を痛める恐れがありますので、シールをはがす際には使い方や力の入れ方に気をつける必要があります。
全長:185mm
刃幅:45mm
刃厚:0.45mm
重量:73g
サムコス シール剥がし スクレーパー 替刃付10個
替え刃式でプラスチックとステンレスの刃を切り替えることができます。それぞれ5枚刃ずつ計10枚あるので、刃が傷んでも交換が可能です。素材を痛めないようにシールを剥がすときは、プラスチックの刃を使用し、硬い素材で頑固なシールにはステンレスの刃を使い分けることができます。
プラスチック製の保護キャップも付いていて、曲面を描いたデザインは本体を持っても滑りにくい設計になっています。
全長:185mm
刃幅:プラスチック刃 395mm ステンレスブレード 390mm
刃厚:-
重量:40g
まとめ
シール剥がしにおすすめのヘラを見てきました。プラスチック・カーボン製が主ですが、金属製は替え刃式のおすすめも挙げておきました。選ぶ際には、剥がすシールの幅や広さに応じた刃幅のヘラを選ぶようにするのがポイントです。ヘラを使うことによって、シール剥がしの作業がスムーズに行えるようになり、ストレスが軽減されます。
シールを剥がすときは、シール剥がし剤などを併用してはがれやすくしておくのも重要です。そのまま使うと、刃を早く痛めてしまう恐れがあります。ヘラは、シール剥がし以外の用途にも使えるので、一家に1つあると何かと便利ですよ。
注意点として、ステンレスなどの金属製の刃のヘラは、素材を傷める恐れがあり、使う際には場所を選んで慎重に使ってください。あくまでも、シール剥がしには、プラスチック製やカーボン製のヘラを使うことをおすすめします。