BBQ(バーベキュー)では、火を扱いますし、春から秋にかけての暑い時期に開催します。子供のいるご家庭では、子供と一緒にBBQ(バーベキュー)をしようと計画している人も少なくないでしょう。そこで、気になるのが、BBQ(バーベキュー)での子供の暑さ対策や熱中症対策です。
子供のBBQでの暑さ対策や熱中症対策には
- 帽子をかぶる
- 風を送る
- 水分補給
- 日焼け止めをぬる
- 保冷剤
- 服装を工夫する
があります。
この記事では、以上のBBQ(バーベキュー)での暑さ対策や熱中症対策をさらに詳しく解説していきます。これらのBBQ(バーベキュー)での暑さ対策や熱中症対策をすることで、夏場の暑い猛暑を上手に回避しましょう。
目次
子供のBBQでの暑さ対策や熱中症対策
子供は大人よりも熱中症になりやすいので、暑さがそこまで厳しくないからといって、対策を怠ってはいけません。最近では、真夏でなくても、気温が上がり暑くなる日も少なくありません。それでは、BBQ(バーベキュー)での暑さ対策や熱中症対策を1つ1つ確認していきます。
帽子をかぶる
直射日光から頭を守るのに、帽子はとても有効です。暑い日差しがある日は、帽子は必ずかぶって(持って)いきましょう。できれば通気性のよい(メッシュ状のような)帽子にすると、頭部の汗による水分をうまく外へ逃がしてくれるのでおすすめです。
同条件で帽子をかぶらないときと帽子をかぶったときの頭の温度を計測する実験では、帽子をかぶったときのほうが10℃近く温度を低く抑えられたというデータもあります。特に炎天下で行うBBQ(バーベキュー)では、必ず帽子をかぶるようにしてください。
風を送る
暑い気温の中で涼をとるには、風を起こすことで涼をとれます。無風状態では、よりいっそう暑さを感じてしまいます。なにかあおぐものを持っておくと暑さを和らげることができます。代表的なものとしては、うちわや扇子がありますね。扇子のほうが折りたためるので携帯に便利です。
さらに、もっと簡単に風を送ることができるものとして、ハンディ扇風機があります。電動で動くので、あおぐ必要がありませんし、あおぐよりも強い風をコンスタントに送ることができます。BBQ(バーベキュー)を機に購入するのもよいですね。
水分補給
熱中症対策には、こまめな水分補給が大切です。ジュースでもかまいませんが、糖分があるとすぐに喉が渇きやすくなるので、お茶やスポーツドリンクのほうがおすすめです。お茶は糖分がなく喉の渇きを潤してくれます。スポーツドリンクには、糖分も含まれますが、塩分も含んでいて体内に吸収されやすく、発汗時の水分補給に適しています。
日焼け止めをぬる
猛暑になると、日差しがとても強くなり肌にもよくありません。日焼け止めを塗って、子供の肌を守ることも大切です。子供用の日焼け止めも用意して、塗っておくとよいでしょう。
保冷剤
保冷剤があると何かと便利です。クーラーで飲み物を冷やしたり、タオルにくるんで首を冷やしたりと、暑さ対策をする上で何かと活躍してくれます。飲み物を凍らしておくというのも保冷剤代わりに使うこともできます。なにかと役に立つので複数個用意しておくとよいでしょう。
服装を工夫する
最近ではUVカットや通気性の優れたインナーなどもあり、涼しい服装にするというのも暑さ対策になります。また、暑さで汗をかきますし、川遊びなどをすることもありますので、着替えも用意しておくとよいでしょう。服装を工夫することで、体感の暑さが変わってきます。
子供のためにBBQで用意しておくもの
暑さ対策や熱中症対策には、直接的には関係しないものの、間接的に必要なBBQで準備しておくと、便利であったり、もしものときに備えられるものを確認していきます。
保冷バッグ・クーラーボックス
BBQ(バーベキュー)では、保冷バッグまたはクーラーボックスがあると何かと便利です。保冷バッグまたはクーラーボックスに保冷剤を入れておけば、食材や飲み物を冷やして保存できますし、保冷剤が溶けるのを遅くできます。
保険証・母子手帳
万が一、子供の体調が急変してしまったときなどに医療機関に駆け込む事態になるかもしれません。病院にすぐにかかることができるように、保険証や母子手帳を用意しておくと、もしものときに対応できます。
救急ボックス
子供が軽いけがをしてしまったり、腹痛を起こしてしまったり、軽度のけがや体調不良のときに備えて、救急ボックスがあると対応できます。軽いすり傷や切り傷は、消毒と絆創膏があると、応急処置ができます。
着替え
前述しましたが、暑いと汗をかいたり、また、川遊びや山遊びをすると、服を濡らしてしまったり、汚してしまったりすることもあります。特に服が湿った状態のままだと、逆に冷えて風邪を引いてしまう可能性もあります。そんなときのために、着替えを準備しておきましょう。
虫よけスプレー
BBQ(バーベキュー)会場は、自然豊かな場所ですることも少なくありません。自然の中で癒されながらBBQ(バーベキュー)を楽しめますが、反面、虫刺されに悩まされることもあります。やぶ蚊などに刺されないように、虫よけスプレーも用意しておきましょう。
子供用の食べ物・飲み物・おやつ
BBQで焼かれたお肉や野菜などがあるので、十分お腹を満たすことはできますが、子供用にジュースやおやつなどを用意しておくと子供も一緒にさらに楽しむことができます。焼きリンゴや焼きマシュマロなどもあるとおもしろいかもしれません。
タオル
バスタオルをはじめとしたタオル類も十分に用意しておくとよいでしょう。汗をかいてしまったときや川遊びをしたときに、体をふく必要があります。手を洗ったあとにもタオルを使いますし、保冷剤を巻いて体を冷やすときに使えたりと、いろいろなシチュエーションで使えます。
ウエットティッシュ
ウエットティッシュも用意しておくと何かと便利です。子供が土いじりをしてしまったときのお手拭き用に使えますし、BBQ(バーベキュー)の準備や食事の際に手を汚してしまったときにも活躍してくれます。子供だけでなく大人も使い勝手がよいでしょう。
遊び道具
子供用の遊び道具を持って行っておくと、準備している最中や食べ終わった後も子供が退屈せずに済みます。ボールやシャボン玉や水鉄砲などお気に入りの遊び道具を準備しておきましょう。近くに水場があるときは、サンダルも用意しておくと、川遊びができます。遊ぶ際に事故やトラブルに合わないように見守りを忘れないようにしましょう。
レジャーシート
地べたに直接座ったり寝転んだりすると、服が汚れてしまいます。レジャーシートがあれば、その上に座ったり寝転んだりできるので便利です。また、荷物を置くときにもレジャーシートは活躍してくれます。何枚か用意しておくとよいでしょう。
タープテント
暑さ対策や熱中症対策のためにも、日陰をつくるということはとても大切です。木陰などの日陰のない場所では、タープテントがあると、日陰をつくることができて、日差しを避けることができます。
さいごに子供とのBBQで気をつけるべきこと
子供とのBBQ(バーベキュー)で気をつけるべきことは、
- 火傷
- 誤食・誤飲
- 溺れる・けが
バーベキューでは火を扱います。火に近づいたり、誤って鉄板を触ったり、火傷をしないように注意しましょう。
小さなお子様は、間違って遊び道具を誤食したり、好奇心から草花を食べたりする恐れもあります。また、大人がアルコールを飲む場では、誤ってアルコールを誤飲したりする恐れもあります。
川遊びをするのはよいですが、川底が深かったり流れが速かったりすると、溺れる恐れもあります。また、近くに崖のある場所では、遊び中に落下する恐れもあります。
BBQ(バーベキュー)中にこのような事故を起こさないようにするために、子供が遊んでいるときも、子供から目を離さないようにすることが大切です。子供を遊ばせるときは、目の届く範囲で遊んでもらうようにしましょう。
暑さ対策や熱中症対策をしつつ、子供に注意を払いながら、事故やトラブルなくBBQ(バーベキュー)を最後まで楽しみましょう。