キリンガラナというジュースは人によっては聞き慣れない飲み物ですね。キリンガラナは、北海道限定のジュースなので(東北地方でも買えるという話もある)北海道以外の皆さんには、あまりなじみがないかもしれません。
北海道以外の地域の方が買うには、北海道フェアや北海道物産展とかネット通販なんかで買えたりします。
人によっては珍しい聞き慣れないキリンガラナを買って、実際に飲んでみたので、気になる味がどんな味なのかレポートしていきます。その前に、まずはキリンガラナの成分を確認しつつカフェインの含有量を確認しましょう。そして、最後にキリンガラナの効果について調べた結果を報告します。
目次
キリンガラナのカフェイン量は?
キリンガラナのカフェイン含有量は、100mlあたり10ミリグラム、500ml1本あたり50ミリグラム含まれています。
キリンガラナの100mlあたりの栄養成分
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 11g
糖質 未測定
食物繊維 未測定
食塩相当量 0g
ナトリウム 0g
リン 検出せず
カリウム 2.6mg
カフェイン 10mg
カフェインの含有量が多いとはいっても、コーヒーや紅茶よりは少ないので、そこまで過敏になることもないです。ちなみにカロリーは、100ml当たり44キロカロリーで、500mlのペットボトルの場合だと220キロカロリーになります。
糖質の量は未測定ですが、炭水化物の大部分は糖質で構成されています。炭酸飲料の場合、炭水化物は糖質と食物繊維で構成されており、食物繊維の量はごく微量でなので、糖質の量はおおよそ100mlあたり約10グラム前後と推測できます。
カフェイン比較表
飲料(100mlあたり) | カフェイン含有量 |
---|---|
キリンガラナ | 10mg |
コカ・コーラ | 約10mg |
モンスターエナジー(緑) | 40mg |
レッドブル | 32mg |
リアルゴールド | 0mg |
オロナミンC | 15mg |
エスプレッソ | 212mg |
ドリップコーヒー | 60mg |
紅茶 | 30mg |
玉露 | 160mg |
煎茶・ほうじ茶 | 20mg |
玄米茶・番茶 | 10mg |
キリンガラナってどんな味
実際に飲んでみました!
率直に言うと、味は、リポビタンDみたいな栄養ドリンクのような味がしました。言い換えると、栄養ドリンクを炭酸飲料にした感じの飲み物です。ただ、栄養ドリンクほど味は濃くないので、飲みやすかったです。
あとほかの飲み物に例えると、栄養ドリンクに似ているので当然ですがエナジードリンクみたいな味とも言えます。あとは、果物のベリー系の炭酸飲料にも近いと感じました。香りもエナジードリンクやベリー系の香りに近いです。
色はまさにコーラのような濃い赤褐色の色をしていて、コーラと見間違えるくらい同じような色をしています。
評価
★★★☆☆ 星3つ
普通においしい^^
すでに述べたとおり、栄養ドリンクみたいな味がするので、あの味が好きな人には炭酸の刺激も伴って、たまらない飲み物です。ガラナの独特な味や効果が、北海道を中心に、ファンも多い飲み物です。はまる人には、クセになる炭酸飲料です。
北海道を中心とした地域限定販売なので、北海道以外ではなかなか手に入りにくいですが、ネット通販を利用すれば箱買いできます。
キリンガラナの効果
キリンガラナの効果を確認していきます。キリンガラナはあくまでも炭酸飲料のジュースとしておいしく飲む飲み物で、薬ではありませんので、病気などを治癒するものではありません。効果は限定的ですので、過度な期待はしないようにしましょう。
※あくまでも効果には個人差があり、効果を必ず保証するものではありません。
原材料
原材料から効果のある原材料を特定します。効果に関係する原材料は、キリンガラナの代名詞「ガラナエキス」と「カフェイン」になります。ちなみに、甘みづけは、液糖と砂糖が使われていて、人工甘味料は使われていません。
砂糖
ガラナエキス
炭酸
カラメル色素
酸味料
香料
カフェイン
キリンガラナのメインとなる成分は、もちろんガラナエキスです。
ガラナには、あらゆる器官の働きを助ける作用があります。
そのほかにも
- 疲労回復
- 運動能力を高める
- むくみを予防改善
- 肥満の改善
- 認知症の予防
などの効果があると言われています。
ガラナには、カフェインが含まれるので、カフェインの作用もあります。
カフェインの主な効果
- 疲労回復(興奮作用)
- 肩こりの解消
- 喘息の抑制
- 動脈硬化の予防
- 鎮痛作用
- 利尿作用
などさまざまな効果があると言われています。
最もカフェインを摂る理由にもなっている効果が覚醒作用でしょう。眠気覚ましにカフェインを摂る人も多いです。眠気を覚ましたいときやがんばりたいときに飲むのもよいでしょう。
キリンガラナに関しては、コーヒーや紅茶よりはカフェイン含有量が少ないので、過度に気にする必要はありませんが、摂りすぎると不眠や中毒にもなる場合もあるので、適量を飲むことをおすすめします。
(カフェインの含有量が多い飲み物は、高血圧症や心臓病、糖尿病を患っている人は、あまり飲まないほうがよいです。)
また、あくまでもジュース飲料なので、糖質も少なからず入ってます。飲み過ぎは糖質の摂りすぎにもつながるので、やはり適量飲むことをおすすめします。
そもそもガラナって何?
ガラナは南米アマゾン河流域原産の植物で、その実にはコーヒーの約3倍のカフェインとカテキンが含まれています。キリン ガラナは、気分転換したい時にぴったりの飲み物です。
ブラジル・アマゾン川流域原産のムクロジ科ガラナ属のつる性植物で、流域のごく一部で採取される貴重な植物なので、南米に自生している植物のようですね。
特徴としては、カフェインが含まれているので、カフェインの覚醒作用でシャキッとしたいときにガラナを活用するのもいいでしょう。そして、カテキンによって肥満の防止の効果も期待できるとも言えます。
さいごに
ガラナの実には、コーヒーの約3倍のカフェインとカテキンが含まれていますが、キリンガラナに関しては、100ml中10mgとコーヒーや紅茶よりは、少ないカフェイン量に調整してあるので、過剰摂取にはなりにくく、そこまで過度に心配する必要はないでしょう。
キリンガラナの味は、栄養ドリンクやエナジードリンクの味に近く、香りもエナジードリンクやベリーの香りがします。北海道限定の飲み物ではあるものの、はまる人はクセになる味で、人気のあるロングセラーな飲み物です。
キリンガラナの効果は、主にガラナエキスとカフェインによる作用になり、さまざまな効果が期待できますが、キリンガラナに含まれている量は微量なので、そこまで過度に効果を期待しないほうがいいでしょう。あくまでもジュースとしておいしく飲む飲み物です。
北海道以外に住んでいる人には、あまりなじみがなく入手しにくい飲み物ですが、北海道フェアや北海道物産展で見かけたら、ぜひ購入してその味を味わってみてください。
コメント